今、アンリ・イスラン著「マルヌの会戦」を読んでいます。以前読みかけて挫折しましたが、今回は読み続けられそう…まだ、5章中の1章が終わったところですが。
本書はWW1のマルヌ戦50周年にフランスで出版されたものを、さらに50年後の100年目にあたる2014年に中央公論新社から翻訳されたものです。
近年の書籍に比べ、解釈が古い印象が見られますが(例えば、小モルトケはシェリーフェン・プランを改悪と単純に考えているなど)、今読んだところの限りでは、本書のメインは人物の性格や、戦役のその場でどういう思考かなどにあるようなので、意外に楽しめてます。
…戦役の経過とかは、コマンドマガジンや他の書籍の方が詳しく書かれていると思います。
ちなみに、第1章まで読んだところでは、ジョッフルが主人公と言ってもよい感じです(笑)