タイトル:PACIFIC WAR
出版社:Victory Games
デザイナー:Mark Harman
テーマ:太平洋戦争の戦略級キャンペーンゲーム
東京からの距離が正しくなるように作られた、普通見ないマップがまず外観の特徴。
HJ社がライセンスしていますが、わたしが持っているのは、オリジナルのVG社版。
HJが発売時、よく対戦する相手がHJ版を購入していたので、安かったVG版をわたしは購入し、HJ日本語訳を見せてもらいました。
当時、珊瑚海海戦など南太平洋のシナリオを2,3プレイしています…その後、20年近くプレイしてないですなぁ。
太平洋戦争キャンペーンゲームとなれば、HJ / 太平洋艦隊は戦略級らしく、空母戦などのディテールは抽象的。SPI / WAR IN THE PACIFICは戦略級としては細かすぎ。
その辺りのバランスは、このPACIFIC WARが一番と思っています。
また、米潜水艦による通商破壊とか、航空部隊の練度など、キャンペーンで無理なく流れを誘導するルールも凝らされているかと。
空母戦では、日本軍が1へクス航続距離が長いなど憎い演出も。
こう書いていると、またプレイしてみたくなりますね。斬新で難解なルールが唯一の難点か。